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世界が認める鬼才・石井聰亙改め石井岳龍10年ぶりの長編新作が遂に完成。演劇界の新鋭・前田司郎の傑作不条理劇「生きてるものはいないのか」を完全映画化

「狂い咲きサンダーロード」(80)、「爆裂都市BurstCity」(80)、「逆噴射家族」(84)、「ELECTRIC DRAGON 80000V」(01)などジャンルを超越した世界観で、世界中で熱狂的な支持を受ける映画監督・石井岳龍。遂に「五条霊戦記 GOJOE」(00)以来、実に約10年ぶり、待望の劇場用長編新作が完成した。彼が題材に選んだのは32歳という若さでありながら劇作家として岸田戯曲賞を受賞、小説家として芥川賞候補作を持つ新鋭・前田司郎の傑作戯曲「生きてるものはいないのか」。怪しい都市伝説が囁かれるとある大学を舞台に次々と謎の最期を迎える18人の登場人物たち。人間の【生と死】をパンクでオフビートな世界に凝縮し、スクリーンが爆発!今まで見たことのない、斬新な映画空間が創出される。

これはパンクか!? ただのギャグか!?人間の【生と死】をパンクでオフビートな世界に凝縮しスクリーンが爆発!

全編を通して脱力系ギャグ、不条理ギャグとも言えるコメディ会話劇と石井監督ならではのパンク表現が飛び交い、それが緻密な構成で積み重ねて描かれる。そしていつの間にか大きなテーマを時限爆弾のように仕掛けられ、観客は言葉では説明できない大きな問いを受け取る。それは誰もが見ないようにしている「生と死の当たり前の関係」への疑問であり、本作ではその真理の核心がクールに炙りだされるのである。
主演には先頃のベネチア国際映画祭で新人賞を受賞した染谷将太を起用。その他オーディションで選ばれたというフレッシュな出演者たちの若い才能も見物である。ビジュアルではなく<会話劇で見せる>という今までの作品ではあまり見られなかった新しい取り組みにもチャレンジ。常に進化を遂げる鬼才・石井岳龍の待望の新作にふさわしいインディペンデント・スピリットが溢れる異色作となっている。

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